テレビ放送の種類
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テレビのリモコンに「地デジ」「BS」「CS」なんてボタンがありますね。
このボタン、どんな放送を意味しているか知っていますか?
意外と知られていませんが、「CS」放送を見ることは「スカパー!」を見ることとイコールです。
よく見る「CS」ボタンも、意外にも、知らずにスルーしているものです。
同じように、「地デジとワンセグの違い」や、「BS4K8K放送」についてもあまり知られていないことが多いです。
本記事では、これらの基礎知識をご紹介していきます。
地上波放送
地上波とは、宇宙ではなく、地上から発信される電波を利用するということです。
山頂や電波塔に設置されたアンテナから送信される電波を利用し、「放送」に関する周波数帯を利用するのが地上波放送です。
テレビは地デジとワンセグがある
地デジとは、地上デジタル放送のことです。
地上デジタル放送は13個のブロックに分割されています。
このうち12個のブロックを利用するのが、地デジ放送
残りの1個のブロックを利用するのが、ワンセグ放送
地デジ(12セグ)は高画質
12個のブロックを利用して電波を送るため、送信できる「データ量」が多くなります。
大容量のデータを送信できるため、地デジは高画質、高音質なのです。
そのため、テレビ放送として一般的に利用されています。
ワンセグ(1セグ)は
13個のブロックのうち1ブロックを利用して電波を送るため、送信できる「データ量」が少なくなります。
小容量のデータしか送信できないため、ワンセグは低画質、低音質なのです。
ただ、データが少ない(軽い)分、簡易的な機器でも利用できるメリットがあります。
そのため、簡易的なポータブルデバイスでの利用や、緊急放送で利用されます。
用語を使って説明すると。。
電波の帯域幅
地上デジタル放送は6MHzの帯域を利用します。
この帯域を13セグメントに分けて利用する方式を採用しています。
12セグメントを利用するのが地デジ(12セグ)、1セグメントを利用するのがワンセグ(1セグ)です。
データ量
地デジ(12セグ)は1秒間に30コマ(フレーム)、1920×1080の映像を映すことができる。
ワンセグ(1セグ)は1秒間に15コマ(フレーム)、320×240の映像を映すことができる。
衛星放送
衛星とは、宇宙にあり、地球の周りを回っている「放送衛星」や「通信衛星」を利用した放送ということです。
放送衛星(Broadcasting Satellite)を利用するのがBS
通信衛星(Communications Satellite)を利用するのがCS
BS
放送を見ることができます。
BSのチャンネルには無料と有料の両方があり、NHK、WOWOWは有料放送となっています。
BS4K8K
「K」というのは画素数の違いのことです。
私たちが通常利用している地デジ(12セグ)は、2K放送です。
地デジに対し、解像度が4倍となる4K、16倍となるのが8Kです。
画素数は以下の通りとなります。
2Kは1920×1080の、約200万画素
4Kは3840×2160の、約800万画素
8Kは7680×4320の、約3300万画素
【ハイビジョン(HD)とは】
画素数により、ハイビジョンと呼ばれます。
ハイビジョン:1280×720
フルハイビジョン:1920×1080
無料放送
【右旋】
右旋は無料!
- BS朝日 4K
- BSテレ東 4K
- BS日テレ 4K
- NHK BS4K
- BS-TBS 4K
- BSフジ 4K
【左旋】
- 左旋は大半が有料
- ショップチャンネル 4K
- 4K QVC
- NHK BS8K
CS
高画質な放送を見ることができます。
CSは完全に有料放送で、スカパー!と契約することで見ることができます。
CS放送はスカパー!が独占しているため、他の選択肢はありません。
CS=(イコール)スカパー!です。
放送の種類
地上デジタル放送
ワンセグ
BS
CS
番組
地上デジタル放送
ワンセグ
BS
4KBS
- NHK BS4K
- BS0テレ4K
- ABS朝日4K
- BS-TBS4K
- BSテレ東4K
- BSフジ4K
- ザ・シネマ4K
- SHOP4K
- 4K QVC
- WOWOW
8K BS
NHK BS8K
CS
12セグメントと1セグメントの違い
日本のテレビ電波は全部で13個あり、1個をワンセグとして使用、残りの12をフルセグ(地デジ)として利用しています。
12セグメントでは
1秒間に30フレームの映像を受信できるため、高画質な映像を楽しむことができます。
12セグは1920×1080(ハイビジョン)のきめ細かい映像を映せます。
1セグメントでは
弱い電波でも受信でき、広いエリアで受信できるのが特徴です。
映像は320×240と粗い映像になりますが、広範囲で受信できる分、ニュースや緊急放送を視聴しやすくなっています。